ドアロックストライカー
一般には、単にドアストライカーという場合が多い。ロック側のつめと噛み合ってドアを保持する役目を果たすが、フォークピン式では円柱の頭をもった硬質材のピン形状か、U字形のバーが基板に加締(かし)留めされたものである。ラックピニオン式では、亜鉛合金ダイキャスト製のラックに、ロックの上下動を制約する樹脂製のスライダーをばねで押きえて組み込んだものと、前後方向の動きを押さえるプレートを一緒にスクリュー留めする構造である。ロックとストライカーとのセットで保持強度が法規で規定されており、フルロック状態で前後方向は1134kgf、横方向は907kgfで、アメリカ、欧州、日本とも同一数値である。
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