トリファー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/08 15:09 UTC 版)
狼(スフィクトオオカミ)に角が生えた姿をした一角狼(クルフィア)と呼ばれる狼の亜種。一角狼は何らかの要因で突然変異として時折生まれる先祖返りの個体で、成獣になると群れのリーダーになるのが確実なため、仔犬のうちに群れの若い雄に殺されてしまう事が多く、野生での成獣は稀。コルデア王国では、建国の王であるログナス一世が若き頃、一角狼に命を救われたという逸話を受け、一角狼を国の象徴とし、発見しだい保護して王宮内で育てている。一角狼はコルデア騎士団の紋章にもなっている。トリファーは成獣になってからコルデア王国に引き取られた珍しいケースで、水神祭の折り、湖水で倒れているファーナを見つける。王家の人間にすら懐かなかったトリファーがファーナにはすぐに心を許すが、これは過去にファーナと同じく地球から派遣されたエージェントの女性に命を救われていたためだったことが、オルフィーナSAGA7巻のあとがきで明かされている。名前はトリファーが好きなトリフの花が由来。
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