トラモンターナ_(潜水艦)とは? わかりやすく解説

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トラモンターナ (潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/03 22:56 UTC 版)

トラモンターナ
基本情報
建造所 バサン
カルタヘナ造船所
運用者  スペイン海軍
艦種 通常動力型潜水艦
級名 ガレルナ級
艦歴
進水 1984年11月30日
就役 1985年12月30日
退役 2024年2月16日[1]
要目
排水量 水上 1,490t
水中 1,740t
全長 67.57m
最大幅 6.8m
深さ 5.4m
吃水 不明m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式、1軸推進
SEMT ピルスティク 16PA4V185ディーゼルエンジン × 2基(3,600HP
発電機 × 1基(4,600HP)
速力 水上 12kt
水中 20.5kt
航続距離 45日間(シュノーケル使用で8,500海里
潜航深度 不明
乗員 60名
搭載能力 魚雷 × 7本
機雷 × 19個
兵装 550mm魚雷発射管 × 4門
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トラモンターナスペイン語Tramontana, S 74)は、スペイン海軍潜水艦ガレルナ級潜水艦の4番艦。艦名は北部スペインにおける「山向こうから吹く北風」を意味するスペイン語に由来する。

艦歴

「トラモンターナ」は、バサンカルタヘナ造船所で建造され、1984年11月30日にナルシス・セラ国防大臣の妻ドナ・コンセプシオン・ビジャルバ・イバニェスにより命名され進水し、1985年12月30日に就役しカルタヘナ基地に配備される。

1989年11月には映画「ネイビー・シールズ」の撮影に協力する。

2002年セウタの西にあるペレヒル島の回復作戦(es:Desalojo de la isla Perejil)に参加。

2007年9月、ナバンティアの施設にて入渠中のところ、アルフォンソ12世埠頭に激突する事故が発生した[2]

2009年9月に再び修理され、カルタゴ09演習(Cartago'09)に参加し、潜水艦事故の訓練を実施する。

2011年3月にはリビア飛行禁止空域での海上封鎖任務のためにリビア沖へ派遣される。

2009年時点での母港はカルタヘナ基地。

2024年2月16日、退役[1]

脚注

  1. ^ a b スペイン潜水艦トラモンタナが退役”. 世界の艦船 (2024年3月19日). 2025年3月4日閲覧。
  2. ^ A. LÓPEZ El Tramontana da otro susto2008年12月14日

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