トスカーナ大公妃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:12 UTC 版)
「マリア・フェルディナンダ・ディ・サッソニア」の記事における「トスカーナ大公妃」の解説
1821年5月6日、フィレンツェでトスカーナ大公フェルディナンド3世と結婚した。彼女は2人目の妃であり、フェルディナンド3世は27歳年上だった。夫の最初の妃ナポリ及びシチリア王女のルイーザ・マリアは、マリア・フェルディナンダの父方の又従姉妹であり、母の従姉でもあった。フェルディナンド3世は直近にマリア・アンナと結婚した唯一の息子のレオポルドを心もとなく思っていたので再婚を望んだ可能性がある。レオポルドは健康状態に問題があると考えられていた。この結婚でマリア・フェルディナンダに子どもは生まれなかった。妹のマリア・アンナはフェルディナンド3世の息子のレオポルドと結婚していた為、マリア・フェルディナンダは妹の義母になった。フェルディナンド3世は1824年にフィレンツェで亡くなり、レオポルドとマリア・アンナ夫妻がトスカーナの大公と大公妃になった。
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