東海金山【トウカイキンザン】(草花類)
登録番号 | 第4312号 | |
登録年月日 | 1995年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 東海金山 よみ:トウカイキンザン | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 3月 10日 | |
品種登録者の名称 | 岩田義朗 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「金峰山」に「夏扇」を交配して,選抜,育成されたものであり,花は明緑黄色のやや大輪で一輪仕立ての切花用品種である。 草型は直立性,開花時の草丈は高,茎の太さは6.0~7.9㎜,色は緑,強さは強,節間長は20~29㎜,葉身長は50~74㎜,幅は50~74㎜,基部の形は平,先端部の形は鈍円,一次欠刻は0.70~0.89,二次欠刻の程度は中,欠刻底部の形は丸,葉裂片縁部の重なりは重なる,表面の色は濃緑,光沢度,厚さ及び硬さは中である。たく葉は主に両側に全体的にある,形は深裂しない,大きさは小である。つぼみの形は平,花の大きさは110~149㎜,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は200~399,管状花数は10~49,花弁の形は管弁1及びその他,先端の形は丸い,外花弁及び内花弁の反り方は内曲,外花弁の表面の色は明緑黄(JHSカラーチャート2704),花の中心部の色は外弁と同色,花たくの形は平らなドーム状,大きさは12.5~14.9㎜,総ほう部から花頂部までの高さは40~49㎜,花首の長さは30~39㎜,太さは6.0~6.9㎜である。育成地(愛知県稲沢市)における自然開花は8月上旬の夏咲である。 「金峰山」と比較して,たく葉が深裂しないこと,たく葉の大きさが小さいこと,花弁の形が管弁1及びその他であること,花たくの形が平らなドーム状であること等で,「盛夏」と比較して,たく葉が深裂しないこと,たく葉が小さいこと,花弁の形が管弁1及びその他であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和62年に育成者のほ場(愛知県稲沢市)において,「金峰山」に「夏扇」を交配して得た実生から,63年~平成3年にかけて増殖,選抜及び特性調査を継続し,3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 東海金山のページへのリンク