デ310形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/13 13:56 UTC 版)
「神戸電気鉄道300系電車」の記事における「デ310形」の解説
デ300形は神戸電鉄における高性能車の基本形を確立したが、沿線人口の増加による観光路線から通勤路線への変化に対応するため、1962年の増備車では前面貫通型、ロングシートへのモデルチェンジが行われた。外観と車内に変更があったため、車両番号は区切りを付けて311以降とした。 扉の幅を1,100mmから1,200mmへと拡大、側窓の幅は1,100mmから1,000mmに縮小された。デ300形にあった裾部の丸みも省略された。 このスタイルが神戸電鉄における通勤車の基本設計となり、車体更新車の800系、両開き扉車となった1000系列にも採用され、1991年製造の1500系まで30年にわたって受け継がれることとなった。
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