デビッド・クルサードのマシンカラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 01:36 UTC 版)
「2008年ブラジルグランプリ」の記事における「デビッド・クルサードのマシンカラー」の解説
このレースが引退レースとなったデビッド・クルサードは、「最後のレースを対麻痺の治療法発見に捧げる」とし、レッドブルのディートリヒ・マテシッツが設立し、同社が主導している脊髄損傷の治療法を模索する研究団体「Wings For Life」のロゴをあしらった、白を基調とした特別カラーリングのRB4でグランプリに挑んだ。F1は規約により、チームにおけるマシンへのカラーリングは、カーナンバーやドライバー名とその国旗以外は同じカラーリングでなければならない、と決められているため、レッドブルチームはFIAに申請を行い、全チームの承認をもってカラーリングの変更を認められた。「別のカラーリングにしたマシンを走らせることについて全チームから承認を受けた。これは近代F1において初めてのことだと思う」とクルサードが語るようにこれは非常に稀なことであり、参戦するマシンの1台だけが別カラーでレースをしたのは、2013年現在においてもこの1例だけである。
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