デジタル画像におけるアンチエイリアス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 10:08 UTC 版)
「アンチエイリアス」の記事における「デジタル画像におけるアンチエイリアス」の解説
コンピュータで扱うデジタル画像ではピクセル単位より細かく描画することは出来ない。このため、物体の輪郭にジャギーと呼ばれるギザギザが発生してしまう。このジャギーを軽減し少しでも目立たなくするために、物体の輪郭を背景と融合するように、色を滑らかに変化させることをアンチエイリアスといい、その処理をアンチエイリアシングという。アンチエイリアスをかけると輪郭がぼやけてしまうため、ビットマップフォントなどではアンチエイリアス処理(アンチエイリアシング)は行なわれないことが多い。 ソフトウェアによってはアンチエイリアスの処理に数段階の選択がある場合もある。 アンチエイリアスが使用できる処理には以下のようなものがある: ベクターイメージのラスタライズ ベクトルフォントのレンダリング 3次元コンピュータグラフィックスのレンダリングの工程 ビットマップ画像(ラスターイメージ)の縮小(ダウンサンプリング)
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