ランオン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/20 08:35 UTC 版)
ランオン(英: run-on)とは、ガソリンエンジンでエンジンのスイッチをオフにして点火を止めてもエンジンが回転し続ける事を言う。
概要
ランオンは、他にディーゼリング(dieseling)とも呼ぶ。 ガソリンエンジンでは、連続走行によりエンジンが過熱気味の状態で点火を止める時に起こる事があり過熱したスパークプラグやシリンダー内に付着したすすなどが原因となり自然発火する。 ディーゼルエンジンは点火無しで動く事からディーゼリングと名が付いた。 英語では他にオートイグニッション(auto-ignition)、ランニングオン(running-on)、セルフイグニッション(self-ignition)とも呼ばれる。
ディーゼリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 04:29 UTC 版)
ガソリンエンジンのシリンダーヘッドやシリンダーブロックが過熱した状態となり、焼玉エンジンが焼玉の熱で強制点火するのと同じ点火メカニズムで、点火プラグによる火花点火なしに、高温になった燃焼室内壁との接触部分で混合気が強制点火され、エンジンの回転が停止しなくなる状態を「ランオン」とか「ディーゼリング」と言う。燃焼室内の混合気の温度は決してディーゼルエンジンほど高熱になってはいない。混合気の温度は発火点以下であり「ディーゼリング」という言葉と裏腹にその点火メカニズムは自己着火ではない。
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