ディヴィッドマレルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ディヴィッドマレルの意味・解説 

ディヴィッド・マレル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/17 15:28 UTC 版)

デイヴィッド・マレル(David Morrell、1943年4月24日 - )は、アメリカ合衆国ホラー作家冒険小説家。カナダオンタリオ州キッチナー生まれ。ペンシルベニア州立大学を卒業(文学部でアメリカ文学を専攻)。1970年から72年までアイオワ大学で英文学部で教壇に立った。

1972年、『一人だけの軍隊』 (First Blood)で作家デビューした。同作は1982年シルヴェスター・スタローン主演で映画化(映画化タイトルは『ランボー』)されて大ヒットし、複数の続編が作られている。映画のノベライズも行っている。

2007年から2008年にかけて、アメリカン・コミックキャプテン・アメリカ」のミニシリーズ「The Chosen」の原作を担当した。

著作一覧(日本語訳のみ)

「ランボー」シリーズ

長編

  • 『トーテム』 The Totem (1979) 、完全版1994
  • 『血の誓い』 Blood Oath (1982)
  • 『ブラック・プリンス』 The Brotherhood of the Rose (1984)
  • 『石の結社』 The Fraternity of the Stone (1985)
    • 山本光伸訳、光文社、1987年。光文社文庫、1989年
  • 『夜と霧の盟約』 The League of Night and Fog (1987)
    • 山本光伸訳、早川書房、1988年。ハヤカワ文庫 上・下、1992年
  • 『蛍』 Fireflies (1988) :ノンフィクション
    • 山本光伸訳、早川書房、1992年
  • 『テロリストの誓約』 The Covenant of the Flame (1991)
    • 山本光伸訳、早川書房 上・下、1993年
  • 『偽装者』 Assumed Identity (1993)
    • 山本光伸訳、早川書房 上・下、1995年
  • 『暗殺 - 究極の否定』 Extreme Denial (1996)
  • 『真紅のレクイエム』 Desperate Measures (1994)
    • 山本光伸訳、早川書房、1996年
  • 『ダブルイメージ』 Double Image (1998)
  • 『赤い砂塵』 Burnt Sienna (2000)
    • 山本光伸訳、ハヤカワ文庫、2001年
  • 『ブラッド/孤独な反撃』 Long Lost
    • 山本光伸訳、ハヤカワ文庫、2002年
  • 『廃墟ホテル』 Creepers - 2006年ブラム・ストーカー賞受賞

短編集

  • 『苦悩のオレンジ、狂気のブルー』 Black Evening (1984) 。定木大介訳、柏艪舎、2005年
    • 「まえがき」
    • 「滴り」 The Dripping
    • 「パートナー」 The Partnership :「契約はおまかせ」のタイトルでミステリマガジン1983年1月号に掲載
    • 「ブラックイブニング」 Black Evening
    • 「ひそやかな笑い声」 The Hidden Laughter
    • 「タイプライター」 The Typewriter
    • 「うかつな読者をおとしいれる罠」 A Trap for the Unwary
    • 「背後に絶えず聞こえるのは」 But At My Back I Always Hear :「背後に聞こえる声」のタイトルでミステリマガジン2004年8月号に掲載
    • 「嵐」 The Storm (Ed:Charles L. Grant Shadows 7) :S-Fマガジン1987年7月号に掲載
    • 「贖罪」 For These and All My Sins
    • 「白と黒、それに一面の赤」 Black and White and Red All Over
    • 「マンボー・ジャンボー」 Mumbo Jumbo
    • 「ダマスコへの道」 The Road to Damascus
    • 「再来」 Dead Image
    • 「苦悩のオレンジ、狂気のブルー」 Orange is for Anguish, Blue is for Insanity (Ed:Douglas E. Winter Prime Evil 1988) :「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」のタイトルで新潮文庫、光文社などのアンソロジーに収載 - 1989年ブラム・ストーカー賞受賞
    • 「墓から伸びる美しい髪」 The Beautiful Uncut Hair of Graves - 1992年ブラム・ストーカー賞受賞
    • 「慰霊所」 The Shrine
  • 『真夜中に捨てられる靴』 Nightscape (2004) 。山本光伸訳、ランダムハウス講談社文庫、2007年
    • 「まだ見ぬ秘密」 Remains To Be Seen
    • 「何も心配しなくていいから」 Nothing Will Hurt You
    • 「エルヴィス45」 Presley 45 :「エルヴィス原論」のタイトルで音楽之友社のアンソロジーに収載
    • 「ゴーストライター」 Front Man :「フロントマン」のタイトルでミステリマガジン1998年9月号、ハヤカワ・ミステリ文庫のアンソロジーに収載
    • 「復活の日」 Resurrection
    • 「ハビタット」 Habitat
    • 「目覚める前に死んだら」 If I Should Die Before I Wake
    • 「真夜中に捨てられる靴」 Rio Grande Gothic (Ed:Al Sarrantonio 999 1999)
      • 「リオ・グランデ・ゴシック」のタイトルで創元推理文庫のアンソロジーに収載
短編
  • 「思い出の日々」 The Good Times Always End :「EQ」1999年7月号に掲載

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

ディヴィッドマレルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ディヴィッドマレルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのディヴィッド・マレル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS