テージ1D(1990年-1994年)
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Ducati 851のエンジンを搭載したテージ1D 851を発売、1991年まで127台生産される。 851を904ccに拡大したエンジンを搭載するテージ1D 906を1991年-1992年に20台生産。 それにショックアブソーバを変更改良した テージ1D SRを1992年から1993年まで144台生産。 日本向け特別仕様として400SSのエンジンを搭載したテージ1D J 400を1992年から1993年まで50台生産。 1993年にはbimota創立20周年として、外装やインジェクションを変更し、前後のスイングアームをアルミの削りだしで製作された、テージ1D ES(Edizione Speciale)が50台生産された。 1994年には最終版としてESのカラーリングをガンメタリック・グレイとした、テージ 1D EF(Edizione Finale)が25台生産された。リヤフェンダーとマフラーがカーボンになっている。EFのフレームナンバー01/25のみハーフカウルとなっている。 ビモータ製とよく間違えられるのがテージ1Dフォルゴーレ・ビアンカ(Folgore Bianca) 。輸入代理店だったカロッツェリア・ジャパンが企画し、ホワイトハウスが制作した1Dのカウル改造バイク。最初のバージョンはシルバー・パール色で20台程が製作され、後に福田モーター商会により輸入された車両を使い、オーナーの希望により好みのカラーリングのオーダーを受注。906が5台、400Jが5台程製作されたとされるほか、中古車両持ち込みで作成されたビカンカも存在すると見られる。グッドデザイン賞と中小企業庁長官特別賞(1991年)を受賞している。
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