テクスト・注釈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/24 13:38 UTC 版)
董仲舒は漢魏六朝には重んじられたが、唐以後は関心が持たれなくなった。 北宋の『崇文総目』には『春秋繁露』17巻82篇と見えているものの、すでに完本を得るのは困難になっており、楼郁の出版した慶暦7年(1047年)序の本も不完全であった。南宋の楼鑰(楼郁の玄孫)が四種類の本をもとに完全に近い校訂本を出版したが、それでも3篇を欠いていた。現存する本はみな楼鑰本をもとにしている。 明代の重刻本に欠落が多かったため、四庫全書本は『永楽大典』に引かれている楼鑰本から復元したものである。叢書に収録された本では『漢魏叢書』本や盧文弨の抱経堂本などがある。 清では凌曙『春秋繁露注』、蘇輿『春秋繁露義証』が出版された。中華民国にはいってからは劉師培『春秋繁露斠補』がある。
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