ツェルトバーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 17:00 UTC 版)
「制服 (ナチス親衛隊)」の記事における「ツェルトバーン」の解説
ツェルトバーン(ドイツ語版)(Zeltbahn) は迷彩柄が施された、二等辺三角形の個人用テントである。複数枚を組み合わせてより大きなテントを構築できるほか、代用迷彩服や担架など様々な利用方法がある。南米の古来からの衣服の名前を取ってポンチョと呼ばれることもある。中央付近に頭を通すためのスリットが設けられている。 SSで初めてツェルトバーンが支給されたのは1933年のことで一般SSに支給されたものである。この時は迷彩柄ではなかった。迷彩柄のツェルトバーンは1936年にSS特務部隊「ドイッチュラント」連隊で実験的に使用された後、1937年1月にヒムラーが採用した。SSのツェルトバーンは国防軍の物とは迷彩柄が異なり、「すずかけの樹」「柏葉」「ぼやけた縁」などの迷彩柄が使われている。 ツェルトバーンをパン袋の上に取り付けている(左)。 通常の野戦服の上衣の上にツェルトバーンを被っている。ズボンは迷彩スーツのズボン
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