チカロフ像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 08:43 UTC 版)
「ミーニンとポジャルスキー広場」の記事における「チカロフ像」の解説
この像は、クレムリの聖ゲオルグ塔の右側(広場をレードルに例えると、持ち手の先端部)にある。 伝説的な飛行士ヴァレリー・チカロフの記念像は、彼の死から2周忌の1940年12月15日に公開された。彫刻者はチカロフの友人イザク・メンデレヴィで、彼はこの作品でスターリン賞を受賞した。 台座曲面にある北半球の地図には、北極を横断してアメリカや極東に至るチカロフ達のルートが描かれている。台座自体にはラブラドライトが並んでいる。台座には、パイロットの経歴と「我らが時代の偉大なパイロット、ヴァレリー・チカロフへ」の碑文がある。これら文言の下、飛行地図の上には穴があり、ここには「スターリンの鷹へ」という碑文があったが、スターリン人格崇拝カルト (Stalin's cult of personality) との反対闘争中に削除されてしまった。
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