ダボス会議(だぼすかいぎ)
ジュネーブに本拠地を置く世界経済フォーラムが年次総会として開催する会議のことである。およそ2000人の参加者が1週間にわたり経済から文化まで幅広く語り合いる。世界の経済・ビジネスに関係する政治家、学者、財界のトップが集まるので、「世界の知性の集い」とも呼ばれている。
世界の政治経済の動向について、最新の情報が交換される。要人の重要発言が飛び出したり、極秘のトップ会談が行われたりと、民間財団の主催ながら世界中で注目されている会議である。
世界経済フォーラムは、毎年、「世界競争力報告」を発表している。この報告は、企業経営や技術革新、通貨の安定性などを基準にして、各国の競争力を比較している。2000年度版では、1位のアメリカ、2位のシンガポールから大きく引き離され、日本は59ヶ国中21位と低い評価が下された。
日本の経済力が世界から過小評価されているとして、2001年のダボス会議には、森首相が日本のリーダーとして初めて参加することになった。27日に予定されているメイン会場でのスピーチで、日本の構造改革やIT革命について演説する運びとなっている。
(2001.01.20更新)
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