ダニイル・バランツェフとは? わかりやすく解説

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ダニイル・バランツェフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/02 05:27 UTC 版)

ダニイル・バランツェフ
Daniil Barantsev
2007ネーベルホルン杯でのウェスターとバランツェフ
生誕 (1982-03-10) 1982年3月10日(42歳)
ソビエト連邦
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国スヴェルドロフスク
身長 177 cm
選手情報
パートナー ジェニファー・ウェスター
コーチ アンジェリカ・クリロワ
パスカーレ・カメレンゴ
所属クラブ ダラスFSC
ISUパーソナルベストスコア
ダンス 174.37 2008 四大陸選手権
CD 30.95 2008 四大陸選手権
OD 55.44 2008 四大陸選手権
FD 87.98 2008 四大陸選手権
獲得メダル
フィギュアスケート
世界ジュニア選手権
1999 ザグレブ アイスダンス
2000 オーベルストドルフ アイスダンス
2001 ソフィア アイスダンス
ジュニアグランプリファイナル
1998 デトロイト アイスダンス
1999 グダニスク アイスダンス

ダニイル・セルゲーエヴィチ・バランツェフロシア語: Даниил Сергеевич Баранцев[1]1982年3月10日 - )は、ロシア出身の男性フィギュアスケートアイスダンス選手。2000年、2001年世界ジュニア選手権優勝。1999-2000シーズンJGPファイナル優勝。パートナーはナタリア・ロマニウタと妻でもあるジェニファー・ウェスター

経歴

ロシアのエカテリンブルクに生まれ、4歳でスケートを始めた。1996年、ナタリア・ロマニウタとカップルを結成。1997-1998シーズンよりISUジュニアグランプリ(当時の名称はISUジュニアシリーズ)が創設され、国際大会へデビューを飾る。翌1998-1999シーズンには全ての大会で表彰台に上った。1999-2000シーズン、ISUジュニアグランプリのJGPサルコウ杯およびJGPハーグ、JGPファイナルの3大会連続優勝を果たし、世界ジュニア選手権でも優勝。ジュニアクラスの大会を完全制覇を達成する。2000-2001シーズンからはシニアクラスのISUグランプリシリーズにも参戦し、世界ジュニア選手権では2連覇を達成した。

ソルトレークシティオリンピックを控えた2001-2002シーズンは、GPスパルカッセン杯でシニア初表彰台の3位となったが、オリンピックロシア代表の2枠を賭けたロシア選手権では3位となり、代表に選出されなかった。直後の2002年欧州選手権ではダニイル・バランツェフの体調が思わしくなく途中棄権。のちにカップルの解散を発表した。

ナタリア・ロマニウタとのカップル解散後は、アメリカへ渡りニコライ・モロゾフに師事。2003年よりジェニファー・ウェスターとカップルを結成しアメリカ所属選手として活動を始め、2人は2006年に結婚。全米選手権にも出場を果たし、入賞するまでになったが、国際大会への出場はロシア側が拒否したために2007-2008シーズンまで待たなければならなかった。2007-2008シーズン、ネーベルホルン杯で優勝。2008年全米選手権では5位に終わったものの、初選出の2008年四大陸選手権では4位入賞を果たした。

主な戦績

大会/年 1997-98 1998-99 1999-00 2000-01 2001-02 2005-06 2006-07 2007-08 2008-09
世界選手権 16
四大陸選手権 4
欧州選手権 棄権
全米選手権 7 6 5 棄権
ロシア選手権 3 3
GPエリック杯 8
GPスケートカナダ 7
GPロシア杯 5
GPスパルカッセン杯 6 3
GPNHK杯 9
ネーベルホルン杯 1
フィンランディア杯 2
世界Jr.選手権 7 3 1 1
JGPファイナル 5 3 1
JGPサルコウ杯 1
JGPハーグ 1
JGPSNPバンスカー 1
JGPソフィア杯 2
JGPウクライナ記念 2
JGPサン・ジェルヴェ 4

詳細

2008-2009 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2009年1月18日-25日 全米フィギュアスケート選手権クリーブランド 8
29.66
9
47.65
- 棄権
2008年11月13日-16日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯パリ 8
28.02
8
45.78
8
69.15
8
142.95
2008年10月31日-11月2日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダオタワ 6
28.71
7
43.70
7
68.65
7
141.06
2007-2008 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2008年2月11日-17日 2008年四大陸フィギュアスケート選手権高陽 4
30.95
4
55.44
5
87.98
4
174.37
2008年1月20日-27日 全米フィギュアスケート選手権セントポール 5
30.46
6
53.26
5
85.65
5
169.37
2007年9月27日-29日 2007年ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 1
30.33
1
47.46
1
79.24
1
157.03
2006-2007 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2007年1月21日-28日 全米フィギュアスケート選手権スポケーン 6
27.81
6
47.46
7
78.07
6
153.34
2005-2006 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2006年1月7日-15日 全米フィギュアスケート選手権セントルイス 9
28.85
7
50.80
8
82.24
7
161.89

プログラム使用曲

シーズン OD FD
2008-2009 Too Darn Hot
作曲:コール・ポーター
+ Lindy Hop
Requiem for a Tower
+ Mythodea
作曲:ヴァンゲリス

参考文献

脚注

  1. ^ ロシア語ラテン翻字: Daniil Sergeevich Barantsev

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