オーベルストドルフとは? わかりやすく解説

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オーベルストドルフ【Oberstdorf】

読み方:おーべるすとどるふ

ドイツ南部バイエルン州の町。アルゴイ地方位置するアルプスに臨む観光保養地。スキーアイススケートなど、ウインタースポーツ開催地として有名。


オーベルストドルフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/08 00:24 UTC 版)

紋章 地図
(郡の位置)
基本情報
連邦州: バイエルン州
行政管区: シュヴァーベン行政管区
郡: オーバーアルゴイ郡
緯度経度: 北緯47度24分35秒 東経10度16分45秒 / 北緯47.40972度 東経10.27917度 / 47.40972; 10.27917
標高: 海抜 815 m
面積: 229.74 km²
人口:

9,773人(2023年12月31日現在) [1]

人口密度: 43 人/km²
郵便番号: 87561
市外局番: 08322
ナンバープレート: OA
自治体コード: 09 7 80 133
行政庁舎の住所: Markt Oberstdorf
Prinzregentenplatz 1
87561 Oberstdorf
ウェブサイト: www.oberstdorf.de
首長: ラウレント・ミース

オーベルストドルフ (Oberstdorf オーバーストドルフとも) はドイツ連邦共和国バイエルン州シュヴァーベン行政管区オーバーアルゴイ郡に属す市場町で、ミュンヘン、レングリースに次ぐ同州第3の面積を持つ基礎自治体である。ドイツで最も南に位置する集落であり、町の中心部から17km南西にはドイツ最南端地点がある。

オーベルストドルフはアルゴイアルプスに臨む保養地、温泉地である。さらにアルペンスキーやクロスカントリースキー、スキージャンプ、アイススケートといったウィンタースポーツ競技会の開催地であり、さらに登山家を集める場所でもある。

地理

歴史

石器時代ローマ帝国の間には既に人が住んでいた。 3世紀にローマ人がライン川上流部英語版東岸及び北岸を放棄して以降多くのゲルマン人が流入し、彼らは後にアレマン人と呼ばれるようになった[2]

1141年に初めて記録に現れた。

1495年、後に神聖ローマ帝国皇帝となるマクシミリアン1世が、市場と高等裁判所を設置する権利を与えた[3]

1518年、MontfortのCount Hugoが、Tiefenbachに現代の温泉施設の先駆けとなる硫黄温泉を設置した[4]

第二次世界大戦中は、村周辺の山地でドイツ国防軍の山岳兵が訓練された。 戦後はフランスメキシコの兵士が駐留した。

観光

交通

鉄道のオーベルストドルフ駅は近隣のターミナル駅となっているが、非電化単線の終点である。(インメンシュタット - ゾントホーフェン - フィッシェンインアルゴイ - オーベルストドルフ)

オーストリア方面へは車でしか移動できない。

ネーベルホルン山やフェルホルン山に向かうゴンドラがあり、ドイツとオーストリアにまたがる山岳ツアーの基点となっている。

鉄道

中心となる駅:オーベルストドルフ駅ドイツ語版

インメンシュタット - オーベルストドルフ線ドイツ語版
道路

一般国道 (連邦道路)

スポーツ

特にウィンタースポーツでオーベストドルフは特別な役割を果たしている。オリンピックトレーニングセンターを含めいくつかの冬季スポーツセンターや、カーリング、フィギュアスケート、クロスカントリースキー、スキージャンプなどの課目を持つスポーツ専門学校がある。

また各競技で世界的な競技会も開催されている。

姉妹都市

ムジェーヴフランスオート=サヴォワ県

出身者

脚注

関連項目


外部リンク



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