立山泉寿【タテヤマセンジュ】(野菜)
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登録番号 | 第11858号 |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | やまのいも | |
登録品種の名称及びその読み | 立山泉寿 よみ:タテヤマセンジュ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 富山市 | |
品種登録者の住所 | 富山県富山市新桜町7番38号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 井水清智、中島光輝 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、岐阜県可児産の自然薯の選抜個体どうしを交配して育成されたものであり、葉は尖頭形で大きさは中、芋は細長形で粘度の強い品種である。草勢はやや強、つるの巻性は右、断面の形は丸、色は明赤紫である。葉の形は尖頭、大きさは中、長さはやや長、幅はやや狭、葉脚部の窪みの深さは深、葉の肩張りはやや狭、葉縁のくびれの程度は小、葉色は緑、葉脚部葉柄の着色は無、対生葉位は高である。むかごの着生程度は中、形状は球、大きさは小、色は濃褐である。芋の外皮色は黄褐、粗滑はやや滑、形は細長、着生数は1、長さはかなり長、首部の長さは長である。髭根の多少はかなり多、肉色は白、粗密は密、粘度は強、変色性は弱、貯蔵性は中、早晩性は晩、雌雄性は雌株である。「富山県在来自然薯」と比較して、つるの色が明赤紫であること、葉の肩張りが広いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に富山市農業センター(富山市)において、岐阜県可児郡産の自然薯の選抜個体どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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