タテクリカエシとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > タテクリカエシの意味・解説 

転バシ

(タテクリカエシ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/03 09:47 UTC 版)

転バシ(ころバシ)は、日本各地に伝わる妖怪の内、地上を転がるように動いて人間を転倒させようとするものの総称[1]


[ヘルプ]
  1. ^ 多田克己 『幻想世界の住人たち』IV、新紀元社〈Truth in fantasy〉、1990年、94-95頁。ISBN 978-4-915146-44-2
  2. ^ a b 臼田福七他編 『南佐久郡口碑伝説集』 信濃毎日新聞1939年、90頁。
  3. ^ 中平悦麿「妖怪名彙」、『民間伝承』第4巻第2号(通巻38号)、民間伝承の会、1938年11月、 8頁。
  4. ^ 宗優子 (2006年11月15日). “No54. タテクリカエシ(たてくりかえし)”. 宗優子の妖怪キッズ. 2010年10月24日閲覧。
  5. ^ 水木しげる 『図説 日本妖怪大全』 講談社〈講談社+α文庫〉、1994年、277頁。ISBN 978-4-06-256049-8
  6. ^ a b 村上健司編著 『日本妖怪大事典』 角川書店〈Kwai books〉、2005年、202-203頁。ISBN 978-4-04-883926-6
  7. ^ 桂井和雄「土佐の山村の「妖物と怪異」」、『旅と伝説』15巻6号(通巻174号)、三元社1942年6月、 24頁。
  8. ^ 蒲生明「妖怪名彙」、『民間伝承』第4巻第2号(通巻38号)、 8頁。
  9. ^ 日野巌・日野綏彦 「日本妖怪変化語彙」『動物妖怪譚』下、村上健司校訂、中央公論新社中公文庫〉、2006年、255頁。ISBN 978-4-12-204792-1


「転バシ」の続きの解説一覧

タテクリカエシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 18:01 UTC 版)

奇異太郎少年の妖怪絵日記」の記事における「タテクリカエシ」の解説

のような妖怪で、出会い頭に人をひっくり返す

※この「タテクリカエシ」の解説は、「奇異太郎少年の妖怪絵日記」の解説の一部です。
「タテクリカエシ」を含む「奇異太郎少年の妖怪絵日記」の記事については、「奇異太郎少年の妖怪絵日記」の概要を参照ください。


タテクリカエシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/03 09:47 UTC 版)

転バシ」の記事における「タテクリカエシ」の解説

タテクリカエシは、高知県幡多郡に伝わる妖怪。 人が夜道歩いていると、手杵餅を搗く道具のような形をしたものが道の反対側からスットンスットンと音を立てて転がって来て出会い頭に人を転ばせるという。のように急な方向転換できないため、これに遭遇した際には、寸前で脇にそれるなどして身をかわすと良いという。などを打って柔らかくするのに用い木槌のようなものが転がってくるという説もある。 ちなみに昭和・平成以降妖怪関連文献では、高知ではなく新潟県妖怪とされていることが多いが、これは書籍民間伝承』に新潟人物がこの妖怪文書寄稿したための誤解見られており、正しく高知妖怪である。 同県同郡の橋上村山(宿毛市)には「手杵返しといって雪の山道に何者かの1本足足跡が残るという怪異十和村広瀬(現・四万十町)には夜の河原に手杵のようなものが錫杖の音をたててとんぼ返りをするという怪異があり、「タテクリカエシ」と関連があるものと考えられている。

※この「タテクリカエシ」の解説は、「転バシ」の解説の一部です。
「タテクリカエシ」を含む「転バシ」の記事については、「転バシ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「タテクリカエシ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タテクリカエシ」の関連用語

タテクリカエシのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タテクリカエシのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの転バシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの奇異太郎少年の妖怪絵日記 (改訂履歴)、転バシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS