タコツボとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 航空軍事用語 > タコツボの意味・解説 

【タコツボ】(たこつぼ)

戦場での掩体壕全般俗称
由来タコ漁で罠として使用されるタコの穴などに隠れ習性利用した壷から。

最小のものは人一人立射又は伏射で身を隠せ程度縦穴で、スコップ等で掘って作る
野戦築城の最も基本的なのであるが、本格的な陣地構築する余裕が無いときや、その必要が無いときなど、状況によって形態や穴の程度規模には差がある。
また構築に当っても、他の掩体との位置関係等を考慮して掘るものであり、個々好き勝手に作るわけではない

大規模な作戦では戦車自走砲のうち砲塔より下の部分を隠すための大きな掩体を掘る場合もある。
ただし近年では対迫レーダーガンシップに対して著しく不利であるため、掩体使わず機動力によって位置特定されない事で反撃回避しようとする場合が多い。

単体では縦横方向連絡乏しいため、本格的な野戦陣地として作る場合は、他の掩体との連絡路手榴弾孔や掩蓋天井)などを設ける。
非常に簡素ではあるが、地面より更に低いところに位置することは榴弾等の炸裂弾をよける上でも非常に意味がある

なお、戦火覆われ地域で、住民身を守るときに作ることもある。

関連掩体 掩蔽壕 塹壕



このページでは「航空軍事用語辞典++」からタコツボを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からタコツボを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からタコツボ を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タコツボ」の関連用語

タコツボのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タコツボのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS