タイ・カッブの首位打者資格
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「1914年のメジャーリーグベースボール」の記事における「タイ・カッブの首位打者資格」の解説
アメリカン・リーグはタイ・カップが.368で首位打者となり8年連続となった。しかしシーズン途中で肋骨を骨折し、その後右親指も骨折。怪我に苦しみ、出場した試合は98試合、打席数は414、打数は345。このとき全試合の三分の二の出場が規定条件であったかは不明で、公式にはタイ・カップが首位打者である。しかし出場不足で首位打者ではないとする指摘もあり、その後、1942年にアーニー・ロンバルディがわずか309打数(105試合出場)で首位打者になったことから、1950年から打数400が規定条件になった。ところが1954年にテッド・ウィリアムズが首位打者となったボビー・アビラの.341を上回る.345でありながら、136四球で打数が386となり規定に満たないとされて首位打者を逃したことから、1957年のシーズンから打席数を規定条件とする決定がなされ、全試合数×3.1の打席数が必要とされた。9年連続首位打者という輝かしい業績であるが、1910年については後の1981年の再調査で打率は2位に下がり、この1914年は後年の規定条件では満たすことが出来ないとされている。
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