たい‐ぐう【対偶】
読み方:たいぐう
「この線は、鬢(びん)の下端の線などと目立った—をしている」〈寅彦・浮世絵の曲線〉
2 対句(ついく)。
3 論理学で、「pならばqである」に対して、仮定および結論を否定し同時に両者を逆にした「qでなければpでない」という形の命題。原命題が真ならば、その対偶も必ず真となる。→裏 →逆

たい‐ぐう【待遇】
読み方:たいぐう
[名](スル)
1 人をもてなすこと。あしらい。「—の良いホテル」「大切な客として—する」
2 給与・勤務時間など、雇用者の勤労者に対する取り扱い。処遇。「—を改善する」「高給で—する」
3 ある地位に準じた取り扱いを受けること。役職などを表す語に付けて用いる。「課長—」
[用法] 待遇・処遇——「相当の待遇(処遇)を考えている」のように、その人の取り扱い方の意では相通じて用いられる。◇「待遇」は、その時のもてなし方や、働く者の地位・給与の条件などについて用いる。「待遇の良い旅館」「待遇の改善を掲げて会社と交渉する」など。また、「部長待遇」のように、ある地位に準じた扱いの意は「処遇」にはない。◇「処遇」は、組織の中での地位・職務などについての扱いをいう。「名誉会長として処遇する」
待遇
読み方:タイグウ(taiguu)
客などをもてなすこと
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