ソフトダラー
欧米の証券会社が機関投資家の株式売買などの手数料を割り引く際の形態の1つ。
証券会社が機関投資家などに売買注文を出してもらう条件で、コンサルティング料や、調査レポートなどの費用を肩代わりし、間接的に手数料を安くするのが「ソフトダラー」です。現金など直接の支払い(ハードダラー)以外の手段で決済するもので、「ソフトコミッション」とも呼ばれます。証券会社としては、手数料を直接割り引くよりも負担が少なくて済むうえ、お客との取引をつなぎとめるメッリットもあります。また、機関投資家にとっては、質の高い調査情報が得られる利点があります。証券会社は手数料を上げるため、レベルの高い調査レポートで競うようになります。外部からは割引の実態が不透明といった指摘がありますが、日本でも外資系証券会社が数年前から機関投資家とのソフトダラー取引を広げており、1999年10月の手数料完全自由化によりさらに浸透しつつあります。
証券会社が機関投資家などに売買注文を出してもらう条件で、コンサルティング料や、調査レポートなどの費用を肩代わりし、間接的に手数料を安くするのが「ソフトダラー」です。現金など直接の支払い(ハードダラー)以外の手段で決済するもので、「ソフトコミッション」とも呼ばれます。証券会社としては、手数料を直接割り引くよりも負担が少なくて済むうえ、お客との取引をつなぎとめるメッリットもあります。また、機関投資家にとっては、質の高い調査情報が得られる利点があります。証券会社は手数料を上げるため、レベルの高い調査レポートで競うようになります。外部からは割引の実態が不透明といった指摘がありますが、日本でも外資系証券会社が数年前から機関投資家とのソフトダラー取引を広げており、1999年10月の手数料完全自由化によりさらに浸透しつつあります。
ソフトダラーと同じ種類の言葉
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