セカンド・キッチンメイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 00:22 UTC 版)
「家事使用人」の記事における「セカンド・キッチンメイド」の解説
第二女中。コックの下で料理の手伝いをする女性使用人。夏は朝の6時から、冬は朝の6時半から働き始めた。仕事内容は、朝はキッチンテーブルの支度から始まった。テーブルの中央にある真鍮の粉ふり器に粉と砂糖を縁まで入れ、塩入れにも塩をしっかり補充し、さらにコックが料理の付け合せに欲しいとも思った場合にはコックがすぐに取れるように生野菜とハーブの載った皿を用意しなければならなかった。また、コックとヘッド・キッチンメイドが作業するためのまな板を2枚、テーブルの両側に置く必要があった。そしてまな板の脇には白い布を置き、その上にはコックが朝食を調理し、盛り付けをするために必要なスプーンとナイフも並べた。使用したスプーンやナイフは食器洗い場へ急いで片付けて洗い、コックのスプーンとナイフの一式は食事の都度交換するか付け足した。
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