スマトラ島沖地震 (2010年10月)とは? わかりやすく解説

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スマトラ島沖地震 (2010年10月)

(スマトラ沖地震 (2010年10月) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 02:33 UTC 版)

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スマトラ島沖地震 > スマトラ島沖地震 (2010年10月)
スマトラ島沖地震
震源の位置(USGS)
本震
発生日 2010年10月25日
発生時刻 14時42分22秒(UTC
21時42分22秒(現地時間
23時42分22秒(JST
震央  インドネシア スマトラ島 パダン南沖280km
南緯3度29分2.4秒
東経100度6分50.4秒(地図
震源の深さ 20.6 km
規模    モーメントマグニチュード(Mw)7.7
最大震度    改正メルカリ震度IV:ブンクル
津波 3m:南パガイ島
地震の種類 海溝型地震
被害
死傷者数 死者413人
行方不明者163人
被害地域  インドネシア メンタワイ諸島など
出典:特に注記がない場合はUSGSによる。
プロジェクト:地球科学
プロジェクト:災害
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2010年10月スマトラ島沖地震(スマトラとうおきじしん)は、2010年10月25日14時42分22秒 (UTC)[1]インドネシア西部時間 21時42分22秒)にインドネシアで発生した地震。なお、2010年には4月と5月にもスマトラ島付近で大きな地震が発生している(スマトラ島沖地震参照)。

被害

死者約 500名。ムンタワイ諸島などが被害を受けた。被害が大きかったのは西スマトラ州北パガイ島、南パガイ島である。津波地震であった[2]とされており、津波の最大の高さは8m、海岸から500mまで押し寄せた。住民たちによると、大きな揺れを感じた2007年のスマトラ島沖地震では、初頭で津波が観測されなかったため、今回も大丈夫だと思ったという[3]

地震像

津波波形の解析からは、地震モーメントは1.0 x 1021 Nm (モーメントマグニチュード Mw 7.9)と推定される。 津波波形の解析から、スンダ海溝付近の断層面の浅部で大きなすべり(最大6.1m)が発生。

その他

翌日の26日にはジャワ島ムラピ山が噴火し、多数の死傷者が出た。

ジャワ海溝(スンダ海溝)では地震空白域があり、パダン沖などで大きな地震が発生する可能性があるとされている[3]

脚注

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