スペンサー卿との結婚生活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/26 16:56 UTC 版)
「フランセス・シャンド・キッド」の記事における「スペンサー卿との結婚生活」の解説
18歳の時に社交界にデビューし、12歳年上のスペンサー伯爵家の御曹司オールソープ子爵エドワード・スペンサーと知り合った。わずかな恋愛期間だけで、1954年6月にウェストミンスター寺院でオールソープ卿と結婚した。結婚披露宴には女王エリザベス2世やエリザベス皇太后も出席した。 1955年に父ファーモイ卿が死去し、1956年から母ルースがエリザベス皇太后に女官として仕えるようになる。 ファーモイ卿の死後にルースはフランセスとオールソープ卿にパークハウスの賃借権を譲渡してくれた。オールソープ卿が父である第7代スペンサー伯爵アルバート・スペンサーと不仲であり、スペンサー伯爵家領オルソープに屋敷を構えて暮らしていくのを嫌がっていたためである。 パークハウスで新婚生活をはじめたフランセスとオールソープ卿は、1955年に長女セーラ、1957年に次女ジェーン、1960年にジョン(生後すぐに死去)、1961年に三女ダイアナ、1964年に次男チャールズをもうけた。 この頃までのオールソープ家の家庭生活は平和そのもので屋敷の使用人たちも「オールソープ卿ご夫妻は本当に仲睦まじかったです」「お高くとまったところは全くなく、普通のご家族でした」「オールソープ卿夫人は素晴らしい方でした。いつも朗らかで、私たちを使用人としてではなく友人のように扱ってくださいました」と証言している。
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