スターム・ブライトブレイド (Sturm Brightblade)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/31 23:11 UTC 版)
「ドラゴンランス」の記事における「スターム・ブライトブレイド (Sturm Brightblade)」の解説
人間。高潔なソラムニア騎士。騎士道が形骸化している中にあって、騎士の掟と名誉を第一に考える真の騎士。彼の父も高潔なソラムニア騎士だったが、ある戦の前に幼い彼と妻を連れて逃亡、その後消息が絶たれ死んだものと思える。しかし彼は父を尊敬しており、彼の鎧や剣は父の形見である。これらの事情を知っているグンター・ウス・ウィスタンら父の友人の騎士達は彼に暖かく接する。物語序盤は正式なソラムニア騎士ではない従士(スクワイヤ)であり、タルシスでのデレク・クラウンガードとの会話から騎士を詐称していたことが明かされ、騎士団の騎士審理により一旦は有罪となり父の鎧を身につけることを禁じられる等の処分を受けるが、最終的に〈冠〉の勲爵士団に迎えられ、大司教の塔防衛戦では冠勲爵士団の司令官に任ぜられるが、その経緯から薔薇勲爵士団の指揮官であったデレクが発狂するに至り、デレクや剣勲爵士団の指揮官アルフレッドら上級の騎士とは軋轢が絶えなかった。最終的にこのデレクの狂気が原因となって騎士団は決裂し、出撃したデレクらは囮作戦にひっかかって壊滅、大司教の塔の兵力はほとんどが失われ、わずかな兵とともに塔を守ったスタームはドラゴン卿キティアラとの一騎討ちで破れ死亡した。以後騎士団ではスタームこそ真の騎士の姿であると崇拝される。シルヴァネスティ・エルフの女王アルハナ・スターブリーズからは慕われており、〈スタージュエル〉を受け取る。
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