ジャカルタ大聖堂とは? わかりやすく解説

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ジャカルタ‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【ジャカルタ大聖堂】


ジャカルタ大聖堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/30 02:20 UTC 版)

ジャカルタ大聖堂
南緯6度10分09秒 東経106度49分59秒 / 南緯6.169257度 東経106.833069度 / -6.169257; 106.833069座標: 南緯6度10分09秒 東経106度49分59秒 / 南緯6.169257度 東経106.833069度 / -6.169257; 106.833069
所在地 インドネシア ジャカルタ
教派 カトリック教会
ウェブサイト http://www.katedraljakarta.or.id/
建築物
現況 大聖堂
様式 ゴシック・リバイバル
着工 1891年
完成 1901年
建築物概要
全長 60 m
最頂部 60 m
尖塔数 3
建築資材 レンガチーク錬鉄モルタル
管轄
大主教区/大司教区 ジャカルタ大司教区
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ジャカルタ大聖堂インドネシア語: Gereja Katedral Jakarta)は、インドネシアの首都ジャカルタにあるカトリック大聖堂

歴史

オランダの宗教改革以降、オランダ領東インド政府はカトリック教会の布教活動を一部の例外(ティモール島フローレス島)を除いて禁止する政策をとっていた。しかし、1803年に始まったナポレオン戦争の結果オランダ本国がフランス帝国の支配下に置かれたためカトリック教会の設立が解禁された。

1829年にバタヴィア(ジャカルタ)初のカトリック教会が建設された。1890年、この教会は地震で倒壊してしまったため、直ちに建て替えが計画された。1901年、現大聖堂が完成した[1]

建築

ジャカルタ大聖堂は3つの錬鉄尖塔を持つゴシック・リヴァイヴァル建築である。石造りに見えるが躯体はレンガ積、モルタル仕上げである。屋根はチーク材で組まれている。これは地震に対する備えから屋根を軽量化する必要があったためで、ゴシック建築では異例である。ファサードは西向きで大きなバラ窓があり入口の2つのドアの間に聖母マリア像が置かれている。内部はラテン十字の平面構成をとり、クロッシングの直上に小振りな尖塔がある。

脚注

  1. ^ Paroki Katedral Jakarta 1891–1901” (インドネシア語). Paroki Katedral Jakarta. 2022年12月21日閲覧。

関連項目

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