ジャイロスコープ式とは? わかりやすく解説

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ジャイロスコープ式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:58 UTC 版)

モノレール」の記事における「ジャイロスコープ式」の解説

詳細は「ジャイロモノレール」を参照 オーストリアのルイス・ブレナン (Louis Brennan)、ドイツのアウグスト・シェールル (August Scherl)、ロシアのピョートル・シロフスキー (Piotr Schilovski) によってそれぞれ1900年考案された。1本の通常のレールの上を無支持走行するレールを1本に減らせ摩擦力半減しその分速度倍増でき、高速走行時蛇行動もなくなるという理論の元で考案され方式である。大型ジャイロスコープ車体搭載され車体傾きに応じてジャイロスコープの軸が傾きジャイロ効果による復元力バランスを取る仕組みになっている。シロフスキー式は1921年ソ連レニングラードからツァールスコエ・セローまでの建設が、ブレナン式はインド北西部での建設それぞれ検討されたが、資金難により実現しなかった。 ジャイロその他の装置多く費用掛かることが欠点である。鉄道車輌走行抵抗転がり抵抗空気抵抗からなり後者速度2乗比例する(すなわち速度が2倍になると空気抵抗は4倍になる)。そのため、レールを1本に減らしたところで速度倍増するほどの効果はない。反動トルク打ち消すために複数ジャイロ使用する場合ジャイロごとの大きさ回転数異なればそれによってモーメント発生し姿勢制御にも影響する逆にジャイロ回転数積極的に加減することで曲線通過時に車体を内傾させるなど、能動的に姿勢変える方法もある。

※この「ジャイロスコープ式」の解説は、「モノレール」の解説の一部です。
「ジャイロスコープ式」を含む「モノレール」の記事については、「モノレール」の概要を参照ください。

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