ジャイロスコープおよびジャイロコンパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 19:23 UTC 版)
「航海術」の記事における「ジャイロスコープおよびジャイロコンパス」の解説
一度設定した方位を保持し続けて針路の決定に利用する装置であるジャイロスコープと、地球の自転とジャイロ効果の作用により方位を自己修正するジャイロコンパスがある。 物理的なコマの回転を利用するジャイロコンパスから、精度が高くコンパクトなレーザーリング型やレーザーミラー型のジャイロスコープへとかわって来ている。しかし、ジャイロスコープには方位を自己修正する能力がなく、また、いずれも停電時に使用できなくなるため、磁気コンパスとの併用が規則によって定められている。機能上、自動操舵装置とのつながりが深いので、自動操舵装置に含まれているものも多い。 ジャイロスコープのみで方位を示す場合、いくら精度が高くても、時間と共に誤差が蓄積してくるため、時々は修正が必要になる。
※この「ジャイロスコープおよびジャイロコンパス」の解説は、「航海術」の解説の一部です。
「ジャイロスコープおよびジャイロコンパス」を含む「航海術」の記事については、「航海術」の概要を参照ください。
- ジャイロスコープおよびジャイロコンパスのページへのリンク