ジェームズ・マクナマラ及びウオーティー・マクニガルの逮捕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 02:44 UTC 版)
「ロサンゼルス・タイムズ爆破事件」の記事における「ジェームズ・マクナマラ及びウオーティー・マクニガルの逮捕」の解説
1911年4月14日(金曜日)に、バーンズ、バーンズの息子レーモンド(Raymond)、そしてデトロイト及びシカゴからの警察官は、デトロイト市内のオックスフォード・ホテル(Oxford Hotel)に行き、マクニガルとジェームズを逮捕した。ダイナマイト、複数の雷管、及び複数の目覚まし時計が、彼らの複数のスーツケースから見つかった。その男らは、自分たちはシカゴでの銀行強盗容疑で逮捕されている、と語った。男は2人とも、犯罪とされることに対する隙のないアリバイがあったから、バーンズおよび警察官らに同行してシカゴに戻ることを承諾した。 シカゴでは、マクニガルとマクナマラは警察署に連れて行かれず、シカゴ警察の巡査部長ウィリアム・リード(William Reed)の自家に4月13日(木曜日)から4月20日(木曜日)まで拘束された。どうやらバーンズは、マクニガルに、自分は全てを知っている、あなたは当局との取引することにより自分自身を救うことができる、と納得させたらしい。マクニガルは、より軽い実刑判決を確保するために自分の知っていることをすべて語ることを承諾し、告白に署名した。彼は、自分はロサンゼルス・タイムズ爆破事件に関与しなかったが、ジム・マクナマラは自分にそれに関する一切を語った、それはジム・マクナマラとほかの2人マシュー・シュミット(Matthew Schmidt)及びデヴィッド・キャプラン(David Caplan)によって実行された、と語った(シュミットとキャプランは1915年まで逮捕を免れた)。マクニガルはまた、他に関わった人物には、ライアン、ジョン、ホッキン、そして他のアイアン・ワーカーの指導者らも含まれる、と言った。 バーンズは、カリフォルニアの職員に電報を打ち、マクニガル、ジェームズ及びジョンの引き渡し用紙を確保した。バーンズは、インディアナ州インディアナポリスに向けて発ったが、そこにはアイアン・ワーカーズの本部があった。ナショナル・エレクターズ・アソシエーションの職員の助力を得て、彼は、インディアナ州知事トーマス・R・マーシャルを説得して、ジョンの逮捕状を出させた。
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