ジェフ・ベック&ロッド・スチュワート
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「ピープル・ゲット・レディ」の記事における「ジェフ・ベック&ロッド・スチュワート」の解説
ジェフ・ベックとロッド・スチュワートが録音した「ピープル・ゲット・レディ」のカヴァーは、ベックのアルバム『フラッシュ』(1985年)に収録され、シングル・カットされた。カーマイン・アピス(ベック・ボガート & アピスでベックと共演した後、スチュワートのバンドでも活動)とデュアン・ヒッチングス(スチュワートのバンドのキーボーディスト)がアレンジやレコーディングに協力しており、アピスによれば、ベックのヴァージョンで追加されたギター・リフはヒッチングスのアイディアとのことである。完成されたヴァージョンでは、アピスはドラムマシンのプログラミングを担当し、更にアピスの声のサンプリングがバックグラウンド・ボーカルとして使用されている。1992年には、カップリング曲を「トレイン・ケプト・ア・ローリン」(映画『ツインズ』のサウンドトラックに提供された1988年の録音)に変更したイギリス盤シングルもリリースされ、同年に全英シングルチャートでオリジナル・リリース時を上回る49位を記録した。 スチュワートは1993年2月5日、MTVアンプラグドの撮影を行った際に「ピープル・ゲット・レディ」を歌唱した。その模様はMTVでオン・エアされたのに加えて、ライヴ・アルバム『アンプラグド』にも収録され、シングル・カットもされている。スチュワートは更に、ハリケーン・カトリーナの被災者支援を目的としたチャリティ・アルバム『Hurricane Relief: Come Together Now』(2005年)に、ジェリー・ローソン&トーク・オブ・ザ・タウンとコラボレーションした「ピープル・ゲット・レディ」のゴスペル・ヴァージョンを提供した。 また、「ピープル・ゲット・レディ」はベックのライヴでも度々演奏され、ライヴ・アルバム『ライヴ・ベック!』(2003年)にはインストゥルメンタル・ヴァージョン、映像作品『ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ』(2009年)にはジョス・ストーンのボーカルをフィーチャーしたヴァージョンが収録された。
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