シンボルとしての錨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 17:42 UTC 版)
錨は各種の旗や紋章、徽章で、海事を象徴する意匠として用いられる。世界各国の海軍や沿岸警備隊、民間海運会社の帽章に意匠を与えた。日本の海上自衛隊でも帽章に錨に鎖がからまった「からみ錨」が用いられている。日本の伝統的な家紋においても、「錨紋」は複数みられる。 ストックレス・アンカーが主流の現代においても、シンボルとしての錨は旧来型のストック・アンカーが使われている(シャンクと十字に交差するストックがある)。 海軍帽章に交差する錨の意匠が用いられたアメリカ海軍将官制帽 アメリカ沿岸警備隊紋章 ベネズエラ海軍国籍旗 ハイチの国章。左右端に錨が描かれている。 アメリカン・コミックスのキャラクターポパイの腕には、錨の刺青が描かれており、このキャラクターの特徴ともなっている。腕に描かれた錨の刺青がポパイが水兵(もしくは船乗り)であることを連想させる。
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