シャールカ
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「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」の記事における「シャールカ」の解説
本作のヒロイン(主人公)。初登場時西暦1420年で12歳であったので、生年は西暦1408年と推定される。誕生日は不明。ボヘミア王国の農民の一人娘。家族は両親だけで兄弟姉妹はいない。両親を殺害された後は血縁のある家族は事実上の夫であるヨハンとの間に儲けた一人娘のクラーラのみ。7巻時点14歳。8巻で16歳。10巻で22歳。最終の12巻で30歳になっている。名前は伝説の「乙女戦争」の主要人物の名前からとられている。
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シャールカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 08:11 UTC 版)
女たちは基本的に戦いを優位に進めた。しかし、ツチラトという勇敢な男に、多くの女が殺されていた。そこで女たちは一計を案じた。 ツチラトとその従者たちはプラハ城に向かう途中、シャールカという女がカシの大木の幹に縛り付けられているのを見つけた。彼女は言った。ヂェヴィーン城の女たちに林の中で襲われ、城に連れていかれて彼女たちの悪事に加担させられるところだった。しかし馬の足音が聞こえてきたため、女たちは自分を手放して逃げていったのだと。 シャールカは縄を解いてくれたツチラトに礼を言い、蜜酒を飲ませた。そしてツチラトが何杯も蜜酒を飲んで酔った後、シャールカは首に掛けた角笛を思いきり吹いた。すると武装した女の一群が現れ、ツチラトの従者たちを殺害し、ツチラトを捕虜とした。その後ツチラトは車裂きの刑に処された。 なお、この事件が起きた渓谷のある自然公園は、今日でも「ディヴォカー・シャールカ(チェコ語版)」という名で呼ばれている。この謀略は、乙女戦争の出来事の中でも特に有名で、ベドルジハ・スメタナの連作交響詩『わが祖国』の第3曲『シャールカ』など、多くのチェコの国民楽派の作品の題材にもなっている。
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