シャンチーとの相違点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:58 UTC 版)
駒の名称が異なるものがある。 河が無い。 駒の形状は八角形。(シャンチーでは円形。) 駒の大きさには3種類ある。(シャンチーではすべて同じ大きさ。) ゲーム開始前に象と馬の配置を入れ替えることが出来る。北朝鮮のルールでは象、馬、車の配置を入れ替えることも出来る。 漢・楚の初期配置が2段目。(シャンチーの帥・将は1段目。) 漢・楚は線に沿って斜め方向にも進める。(シャンチーの帥・将は前後左右のみ。) 漢・楚が同じ縦線上に並び、間に駒がない状態にすることができる(ピッチャングン、相手がこれを解消しなければ引き分け)。(シャンチーの帥・将ではこの状態にすることができない(王不見王)。) 士は前後左右にも進める。(シャンチーの士・仕は線に沿った斜め方向のみ。) 象の動きが違う。(シャンチーの象は斜め方向に二歩進める。ただし、駒を飛び越えられない性質は共通。) 兵・卒は最初から横にも動ける。(シャンチーでは河を越えてから。)言い換えれば、兵・卒の昇格(成り)はない。 包を動かすときは必ず他の駒を1枚飛び越えなければならない。(シャンチーでは駒を取るときのみ。) 包は包を飛び越えることはできない。(敵、味方問わず。) 包を包で取ることはできない。 初手で包を動かすことはできない。(もともと、初期配置と上述の包の動きの関係でできないようになっている。) 宮の中では兵・卒、車、包は斜め方向にも動ける。 駒を動かさずに手番を相手に渡すことが出来る。よって、ステイルメイトは起こらない。 いかなる形の千日手も引き分けとなり、連続王手等の禁じ手はない。(シャンチーでは連続王手等の禁じ手がある。)
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