シガーボックス
【英】:Cigar-Box
3つの箱を並べて持ち、箱を落とさないように操るという大変面白い芸。最近はテレビで紹介された事もあって、すっかりメジャーなジャグリング道具になってしまった。 | ![]() シガーボックス |
シガーボックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 00:07 UTC 版)
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この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2018年9月)
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シガーボックスは、ジャグリングの道具の一つ。
概要
一般的には2つの箱で1つの箱をはさんで持ち、落とさずに操る。4つ以上の箱を使うジャグラーも存在する。「シガーボックス」の名前は、葉巻タバコを入れる箱が由来。
トスジャグリングのように箱を投げたり、重ねてバランス芸を披露したりする。箱が合わさるたびにカン、カンという音がするのが特徴。
少なくとも日本では江戸時代の遊女がシガーボックスでジャグリング芸を見せる絵が確認できる[1]。
基本的な技
- 端返し
- 手に持った箱を半回転させる。
- 持ち替え
- 箱の向きはそのままで上から箱を持っている手を離し、手を上から下に回して下から箱を持つ。
- 中抜き
- 片方の箱から手を放し、挟まれている箱を掴む。その後、元々持っていた箱を挟み込み、最初のポジションへ戻る。
- 外抜き
- 元々片方の手で持っていた箱を反対側の手で掴み、下をくぐらせて元のポジションへ戻る。箱を取られたほうの手は元々真ん中にあった箱を掴むことになる。
- 足くぐり
- 両手で持っている箱に挟まれている箱の列を、足の下に通す状態にする。
- 大回転
- 外抜きの要領で箱を外側から取り、一回転させてもとの位置で挟み込む。大回転後、箱の位置関係は変化しないが、手がクロスすることになる。世界半周と呼ばれることもある。
その他
TBSのテレビ番組『しあわせ家族計画』でも宿題として「シガーボックス」が取り上げられることがあった。番組中では「片手ひねり(右)もどし・片手ひねり(左)もどし」「片手ひねり(右)持ち替え・片手ひねり(左)持ち替え」「片手ひねり(右・左)持ち替え」「中抜き(右)2回」「中抜き(左)2回」「左ぬき2回」「足くぐり(右・左)」「3個同時投げ」「中飛ばし1回転チャッチ」をノーミスでクリアすることが宿題として取り上げられたが、難易度がとても高く、特に「3個同時投げ」「中飛ばし1回転チャッチ」に関しては、1個でも向きが異なった時点で失敗であるため、ほとんどの家族が「中飛ばし1回転チャッチ」で失敗しており、一般個人がようやく成功させるまで、成功者が出なかった。
関連書籍
- 「シガーボックスパーフェクトガイド」(ナランハ)
関連項目
外部リンク
- ^ 渋川育由編 『江戸イラスト辞典』河出書房新社、1992年、p.33.
シガーボックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 19:50 UTC 版)
直方体の箱。主に3つ以上を使い、挟み込んで箱の位置を入れ替えたりバランスを取ったりするジャグリングに使われる。
※この「シガーボックス」の解説は、「ジャグリング」の解説の一部です。
「シガーボックス」を含む「ジャグリング」の記事については、「ジャグリング」の概要を参照ください。
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