シカゴ大火
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 16:11 UTC 版)
「シュリッツ (ビール)」の記事における「シカゴ大火」の解説
シュリッツ社の成長のきっかけとなったのは、1871年のシカゴ大火である。大火によってビール醸造所のほとんどが焼失したシカゴ市に対して、シュリッツは数千バレルのビールを輸送した。シカゴの水不足を救って歓迎されたシュリッツは、愛飲者を得て新たな販路を開くことになった。1872年、「ミルウォーキーを有名にしたビール」というキャッチコピーが生まれ、この年のビールの売り上げは前年の2倍になった。 シュリッツはシカゴに多くの特約居酒屋(tied house)をつくり、煉瓦壁にコンクリートの浮き彫りでブランドロゴを掲げた。こうした建物のいくつかは今日も残されている。 ジョセフ・シュリッツは1875年5月7日に、母国ドイツへの帰郷の途次、乗っていた客船 SS Schiller がイギリス・コーンウォールのランズエンド沖で岩礁に衝突・沈没する海難事故に遭い、43歳で亡くなった。
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