ザクセン・ルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/06 18:05 UTC 版)
シュトラアハから南下した道とヴェルリッツから東進した道は世界遺産の街ルターシュタット・ヴィッテンベルクで合流し、やはり世界遺産に登録されているザクセン州の大都市ドレスデンを目指す。ルートはエルベ川に沿って南東へ進むが、途中トルガウ (Torgau) からダーレナー・ハイデを南に縦断する。その後ライプツィヒとドレスデンとを結ぶ幹線道路に出て磁器とワインで名高いマイセンまで来ると東に向かい、美しいモーリッツブルク (Moritzburg) で南に転じてドレスデンに至る。ドレスデンからさらに南東へ進み、ハイデナウ (Heidenau) から南西に方向を転じてエルツ山地へ入る。ザイダ (Sayda) からは銀街道と同じルートをアウエまでたどりさらに南西のエルスニッツ (Oelsnitz)まで進む。ただしハイデナウからエルスニッツまでは公式サイトの2005年の資料によれば街路樹の育成中となっている。ここから進路を西北西に取り、古都プラウエンからテューリンゲン州に入ったところで、二手に分かれるが、すぐにツィーゲンリュック (Ziegenrück) で合流し、さらに西北西へと進む。ヨハン・ゼバスティアン・バッハがオルガン奏者を務めたアルンシュタット (Arnstadt)からはやや南よりに転じ、マイニンゲン の西20kmほどの地点でニーダーザクセン・ルートと合流する。
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