ニーダーザクセン・ルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/06 18:05 UTC 版)
「ドイツ並木街道」の記事における「ニーダーザクセン・ルート」の解説
シュトラアハの南西の街コスヴィヒ (Coswig) から西へ進みロスラウ (Roßlau) へ向かうルートと南のヴェルリッツ (Wörlitz) へ向かうルートに分かれるが、これはデッサウですぐに合流する。ヴェルリッツから東へ向かいザクセンルートに合流するルートもある。デッサウから西へ向かいヨハン・ゼバスティアン・バッハが宮廷楽長を務めたケーテンで再び南北に分岐するが、これもケーテンの北西30kmほどの街シュタスフルト (Staßfurt) で合流する。街道はさらに西に向かい、ロマネスク様式の聖堂や旧市街をもつ世界遺産の街クヴェードリンブルクを南に見ながら、ハルバーシュタット (Halberstadt) を経て、ブロッケン現象で高名なブロッケン山の北麓で州境を越え、ニーダーザクセン州に入る。10世紀に開坑された古い銀や鉛の鉱山都市で世界遺産にも登録されているゴスラーを出ると街道は南に方向を転じ、ノルトハイム (Northeim) を通りゲッティンゲンの北をかすめるようにして南東へ向かい、木組みの建築が美しいデューダーシュタット (Duderstadt) を抜けてハイルバート・ハイリゲンシュタット (Heilbad Heiligenstadt) からテューリンゲン州に入る。ミュールハウゼン (Mühlhausen)、アイゼナハと南下し、アイゼナハの南45kmほどの地点でザクセン・ルートと合流する。
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