サーバーの回線速度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/15 07:57 UTC 版)
専用サーバーの回線速度とは、1秒当たりにサーバーからクライアントに(下り速度)、またはクライアントからサーバー(上がり速度)が送ることができるデーターの容量(MB, GB, TB)を示す。帯域幅と言い換えるのは誤り。回線速度の単位はMbps(Megabits per second メガビット/秒)。メガバイト(MB)ではありませんので、ご注意下さい。例えば、サーバーから一秒で1.25MB相当のデーターをダウンロードできる場合、下り速度10Mbpsとなる。ただし、同時に同じサーバーに多くのクライアントPCが接続している場合、サーバーの回線速度はクライアントの数で割ることになる。例えば、回線速度は10Mbpsのサーバーに1人がアクセスした場合、1.25MBのデータを1秒でダウンロードできるが、20人同じファイルを同時にダウンロードする場合、20秒かかる。 多くのホスティング業者はベストエフォート方式の回線を提供する。ベストエフォートとは、理論上では特定の速度は可能だが、実際にネットワークの混雑などの理由によってその速度がでない。例えば、ベストエフォート100Mbps回線の専用サーバーが実際のところ50Mbpsもでないところが多い。 さらに、共用回線の専用サーバーもある。サーバーそのものが利用者丸ごと占有しているが、インターネット接続回線が数台のサーバーで共有されているケースもある。その場合、実際の回線速度はサーバーの台数によって異なる。
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