ゴールデン・スノウ(Golden Snow)
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ヘリックス種(Helix) 小葉の白斑の中に黄色の斑が点々と入り非常に美しい。 デンマークで発見され1987にイギリスへ売り込まれてきた大量の苗の中に混じっていたという。 起源は不明。困ったことだがオランダやデンマークはほとんどの新種の起源を示さない。 これを私共がイギリスから買い入れた。最初の3年ほどは暑さに弱く夏場には風通しの良い日陰に置いても病気に罹り枯れやすかった。 現在は日本の環境に慣れて育てやすくなった。多くの植物がこのように自らを環境に順応させる。 例えば、耐寒性の弱いマギノ・マキュラータがこの長崎の冬場のー4℃に対応できるようになったのも3年後だった。年毎に冬場の色の劣化の度合いが減っていき今では冬にも夏場と同じ色合いを保っている。 植物を輸入する人々は常にこのような環境への順応を行ってから国内のマーケットへ紹介している。 このアイビーは鉢植え、バスケット、吊り鉢、寄植えに向くが、地植えはお薦めできない。それは黄色の斑が消えて白斑だけに変わるため。 (マギノ・マキュラータ参照) |
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