ゴール・クリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/20 03:38 UTC 版)
ゴールの前面には「ゴール・クリーズ」と呼ばれる細い赤色の線で囲まれ、その中が薄い青色で塗りつぶされた領域がある。この領域は、ゴールキーパーが自らの責務を他者の妨害を受けずに行いうるよう、特別に定められた場所である。 多くのアイスホッケーリーグは、このゴール・クリーズ内の領域にパックがある場合において、そのパックの位置よりも前方に攻撃側の選手のスティック、スケート靴又は身体の一部があってはならない旨のルールがある。このルールを適用する場合には、ゴール・クリーズは薄い青色で塗られた領域からクロスバーに達するまでの垂直的な空間に及ぶ。もっとも、このルールはNHLを始めとする北米地域のプロリーグにおいては採用されていない。 アマチュアリーグ及び国際ホッケーにおいては、ゴール・クリーズの形状は、半径6フィート(1.8m)の半円形をしている。これに対し、NHLその他の北米のプロリーグにおいては、2本のゴールポストの外側1フィート(30.5cm)の位置でゴールラインからリンク中央部に向かって描かれた直線によって半円が切りとられ、例えるならば食パンの断面のような形状をしている。
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