コール神父
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 23:08 UTC 版)
コール(コルレとも)神父はマリアの宣教者フランシスコ修道会所属。フランスのブリュターニュ生まれ。1876年長崎に上陸し、熊本へは1889年に入る。保守思想が強い熊本では、9カ月の間に6回も転居を迫られたという。本妙寺中腹の中尾丸に施療活動を開始したが、すぐ手狭になり、島崎町琵琶崎に土地を購入した。最初は熊本のイエズス会の修道女2名、伝道婦2名の助けのもとに、治療、ミサ、聖祭、キリスト教講話、洗礼などに力を注いだが、過労に陥り、1897年ローマ教皇庁に修道女の派遣申請をした。
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