コーテッド超硬工具とは? わかりやすく解説

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コーテッド超硬工具

英語 coated carbide toolcoated hard metal tool

耐摩耗性、耐溶着性、耐熱性などを向上させるため、超硬合金母材表面別の物質被覆し、あるいはダイヤモンドなどを化学蒸着法(CVD法)または物理蒸着法(PVD法)により、数ミクロン厚さ1層、または多層被覆をした超硬工具通常コーティング工具呼ばれている。この工具粘りのある超硬母材の上表面処理されているため欠けにくく、寿命長い使いやすい工具である。CVD法得られるものは、母材被膜の間に中間層がありチッピング剥離などの問題があったが、処理技術の進歩で現在、超硬切削工具主流になっている。またPVD法得られるものは、中間層がまったくなく、かつ処理温度も低いため、刃立ち性がよく仕上げ切削などに使われている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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