コンパクト銀河群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 21:46 UTC 版)
コンパクト銀河群は、小さな領域に銀河が近傍に密に集まった小さな銀河群である。通常5個程度の銀河が他の銀河から離れて存在する。初めて発見されたのはステファンの五つ子銀河で、1877年に発見された。ステファンの五つ子銀河自体は、4つの銀河からなる銀河群と、遠方の1つの銀河が含まれる。天文学者ポール・ヒクソンは、1982年にこのような銀河群を集めたカタログを作った(ヒクソン・コンパクト銀河群)。 目に見える物質の重力は、このように銀河をコンパクトに結び付けるには圧倒的に小さく、暗黒物質の効果を見ることができる。ハッブル時間を超えると、コンパクト銀河群は安定ではなく、銀河の合体等で進化する。
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