コレステロール生合成など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/28 05:04 UTC 版)
「シトクロムP450」の記事における「コレステロール生合成など」の解説
CYP51は現在シトクロムP450の存在が知られるすべての生物種に見つかっており最も基本的な分子種と考えられている。これは多くの生物でステロイド生合成の基本となるステロール14α-脱メチル化酵素活性を有しており、特に真菌では生存に必要なエルゴステロールの合成に関与するため、アゾール系などのシトクロムP450阻害剤が殺菌剤・抗真菌薬として用いられる。 動物のステロイドホルモン合成においてもエストロゲン合成に関わるCYP19(アロマターゼ)など重要なものがある。またプロスタサイクリン(プロスタグランジンPGI2)などの合成にも関与するものがある。
※この「コレステロール生合成など」の解説は、「シトクロムP450」の解説の一部です。
「コレステロール生合成など」を含む「シトクロムP450」の記事については、「シトクロムP450」の概要を参照ください。
- コレステロール生合成などのページへのリンク