コレステロール低値で死亡率が上昇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 21:45 UTC 版)
「コレステロール」の記事における「コレステロール低値で死亡率が上昇」の解説
日本での疫学調査としては、1986年度から1989年度までの福井市で行われた調査がある。26,000人を対象に住民検診の結果を福井保健所長であった白崎昭一郎医師がまとめた結果、男性ではコレステロール値が低い人ほどガンなどで死亡した人が多く、女性でもコレステロール値が低い群が死亡率が高かった。感染症、がん、肝疾患、気管支炎、胃潰瘍および貧血の基礎疾患をもった人は血清総コレステロール値が低くなるので、死亡率が高くなるためと考えられている。 低コレステロールは、脳卒中のリスク要因でもある。
※この「コレステロール低値で死亡率が上昇」の解説は、「コレステロール」の解説の一部です。
「コレステロール低値で死亡率が上昇」を含む「コレステロール」の記事については、「コレステロール」の概要を参照ください。
- コレステロール低値で死亡率が上昇のページへのリンク