コマダラキーウィとは? わかりやすく解説

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コマダラキーウィ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/08 06:25 UTC 版)

コマダラキーウィ
コマダラキーウィ Apteryx owenii
保全状況評価
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ダチョウ目 Struthioniformes
: キーウィ科 Apterygidae
: キーウィ属 Apteryx
: コマダラキーウィ A. owenii
学名
Apteryx owenii (Gould,1847)
和名
コマダラキーウィ
英名
Little spotted kiwi

コマダラキーウィApteryx owenii)は、ダチョウ目キーウィ科キーウィ属に分類される鳥類

分布

ニュージーランド(カピティ島、ヘン島、レッド・マーキュリー島)

形態

全長40cmとキーウィ科最小種。全身は灰褐色の羽毛で覆われ、黒褐色の縦縞が入る。

嘴の色彩はピンク色や灰色などで個体により変異がある。後肢の色彩は灰褐色。

生態

森林に生息する。夜行性

食性は雑食で、昆虫クモミミズ果実種子などを食べる。

繁殖形態は卵生。1回に1個の卵を産む。

人間との関係

開発による生息地の破壊、人為的に移入された動物による捕食などにより生息数は激減している。以前はニュージーランドの南島広域にも分布していたが、既に絶滅している。現在の分布域は人為的に移入された地域のみで、カピティ島で増加した個体が残り2つの島にも移入された。分布域ではドブネズミの駆除が進められている。

関連項目

参考文献

  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ8 太平洋、インド洋』、講談社2001年、88、173頁。
  • 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科7 鳥類I』、平凡社1986年、28、34-35頁。

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