コネチカット以外で発見されたアンモサウルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/28 15:49 UTC 版)
「アンモサウルス」の記事における「コネチカット以外で発見されたアンモサウルス」の解説
アンモサウルスの化石は北米の他の地域からも発見されているが、おそらくA. majorのものではなく、別の属ものである可能性もある。 アリゾナ州のナバホ砂岩(en)はポートランド累層と同じ年代のものであり、アンモサウルスのものとされる化石が産出しているしかし、実際のところ他では南アフリカでのみで発見されているマッソスポンディルス属のものである可能性が高い。 カナダ東部ノバスコシア州にあるマッコイブルック累層(en)のジュラ紀前期エッタンジュ期(2億年前から1億9700万年前)の地層から原竜脚類の化石が発見されている。この化石からは食生活に関する情報が得られている。腸内の植物を磨り潰すために飲み込まれた石である、胃石が多数腹部から発見されている。また小型のムカシトカゲ類クレヴォサウルス(Clevosaurusの頭骨も見つかっている。これらの内容物からこれら原竜脚類は雑食性で主に植物を食べているが、補助的にときどき肉を食べていたことが示唆される。しかし、これらの化石は仮にアンモサウルスのものであるとしても十分に記載、説明がなされていない。後の研究ではこれらは新たな竜脚形類の分類群フェンドゥサウルス(Fendusaurus)と識別されている。
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