ケーブル材料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/07 03:03 UTC 版)
張力構造用のケーブルには、炭素鋼・高強度鋼・ステンレス・ポリエステル・アラミド繊維などが使われる。構造用には、小径の繊維を束ね、より合わせて太いケーブル状にしたものが用いられる。材質ごとの張力は、おおよそ以下の表のような値となっている。(UTS = 引張破断強度) E (kN/mm2)UTS (N/mm2)UTSの50%における歪み鋼棒 210 400–800 0.24% 鋼より線 170 1550–1770 1% ワイヤロープ 112 1550–1770 1.5% ポリエステル繊維 7.5 910 6% アラミド繊維 112 2800 2.5%
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ケーブル材料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 05:17 UTC 版)
材料の強度の点では、従来の最強クラスの素材だったピアノ線やケブラー繊維を用いても静止衛星軌道から垂らすには強度がまったく足りなかった。しかし、カーボンナノチューブの発見により、少なくとも理論上は可能性が見えてきたと言える。
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